2023年7月31日最新ニュース
兵庫県伊丹市の小学生女子バスケットボールクラブのコーチである元小学校長の70歳男性が、クラブの女子児童3人への強制わいせつ容疑で逮捕・起訴されました。男性は2021年から2022年にかけて、練習中に女子児童の胸や下腹部を触るなどの行為を行ったとされています。初公判では男性は全てを否認し、弁護人は無罪を主張しました。しかし、検察側は男性がわいせつの目的で女子児童を別室に呼び出し、体を触ったりキスをしたりしたと主張しています。この事件はミニバスでの性的虐待問題を改めて浮き彫りにしています。
ミニバスコーチ(元校長)が複数児童にわいせつ
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— さんぺい|ミニバス代表 (@mihitatake) July 31, 2023
セクハラ行為は絶対に許されない
コーチが行うセクハラ行為は、いかなる状況下でも絶対に許されません。指導者としての立場を利用した性的虐待は、被害者である児童の心に深い傷を残し、その後の人生に大きな影響を及ぼします。特に、子どもたちは成長過程にあり、心身ともに大きなダメージを受けます。
セクハラ対策の重要性
バスケの練習・教育現場でのセクハラ対策が重要性です。指導者や教育者は、子どもたちに対して信頼と尊敬を持つべき存在であり、その立場を乱用してはなりません。指導者・教育者自身が模範となり、適切な行動を示すことで、子どもたちは健全な人間関係を学びます。
再発防止策の徹底
この事件を教訓に、ミニバスケットボールの現場では、セクハラに対する再発防止策を徹底する必要があります。具体的には、コーチや指導者に対するセクハラ防止研修の実施、児童へのセクハラについての教育、そして適切な報告・相談体制の整備などが求められます。
信頼回復への取り組み
また、このような事件が起きた場合、関係者は迅速かつ適切に対応し、全ての事実を明らかにすることが求められます。そして、被害者のケアと共に、信頼回復に向けた取り組みが必要となります。
ミニバスケットボールのコーチたちは、地域の子どもたちに夢や希望を与え、彼らの成長を支える重要な役割を果たしています。そのため、一部の不適切な行為が全体の印象を損なうことがないよう、日々の指導に誠意を持って取り組むことが求められます。
一部のコーチの行為がミニバスケットボールの全体像を歪めてしまう。このような事件が起きると、一部のコーチの行為が全体の印象を悪くしてしまう。
ミニバスケの指導者の多くは優秀
この事件が先行して悪いイメージを持たれがちですが、ミニバスケットボールの指導者の多くは、自己の娯楽ではなく、地域や子どもたちのために自己の時間を捧げています。
多くの指導者はボランティア活動として行っており、その職業は経営者、教員、警察官、消防士、漁師、地元企業で働いている方々と多岐にわたります。
これらの方々は地域に貢献し、それぞれの職場で活躍しています。
普段は責任ある仕事を行い、プライベートの時間にミニバスケットボールの指導を行っています。
このニュースだけでミニバスケットボールのコーチ全体に対して悪い印象を持つことは避けてほしいです。
ミニバスの指導者は超たいへんの中、頑張っている方は多いのです。
- 週3〜5日練習があり、バスケと仕事の生活スタイル
- 試合は平日の仕事よりも朝が早い
- 試合は基本的には一日中、試合と審判で拘束されハード
通常練習
ミニバスの練習は、週3〜5日で19時ぐらいから、遅いチームだと22:00までやる場合もあります。
地域によって違いがありますが、指導者は平日の仕事が終わって練習に行くことが多いのです。指導者の中では夜間勤務の方もいます。本来、仕事に備えて体を休める時間に練習、試合ってこともあります。仕事、ミニバスの2軸の生活になっています。娯楽、またプライベートな時間は、ほとんどないと言っても良いと思います。
試合の朝
試合場所が遠い場合は、平日の仕事よりも早い場合もあります。夜間勤務開けは寝ないで試合会場ってことも聞いたことがあります。1試合目に審判、また試合って時は絶対に寝ぼうができません。めっちゃハードの中にプレッシャーがあります。
試合会場
土日祝と試合がありましたら、一日中、試合と審判で拘束されます。試合中はベンチにいて戦略を立て指示をします。ゆっくり座っていられません。チームの試合が終わっても、ゆっくり休むことができません。次は審判をします。1試合を走りながら笛を吹くのです。
1Q6分×4回合計24分間を、選手と一緒に走るのです。ミニバスは攻守の切り替えが多くて、走る距離は5kmになることもあるそうです。
疲れていても、審判には
タイムアウトも交代もないのです。
審判以外にも指導者の中で役割が決まっていたり、また他のチームとの情報共有などもあって、空き時間(休憩時間)はほとんどありません。ランチ、トイレも、ゆっくり会場以外で休む時間はほとんどありません。食事も用意された「コンビニのおにぎり」が定番です。
その他にも
休日に練習試合ができるように、ほんの少しのプライベートな時間を使って、他のチームの指導者と連絡を取り合っています。公式戦や、自分チーム開催の大会になれば、大会準備(表彰状・トロフィー用意、会場手配、試合対戦表)など、たくさんの仕事があります。
保護者が実際に目にするところは「練習や試合」ですが、見えていないところで、指導者はいろいろと動き準備をしています。そこまで指導者が、頑張る理由は「チーム・子ども達のため」であるということは間違いないです。
このニュースだけでミニバスケットボールのコーチ全体に対して悪い印象を持つことは避けてほしいです。
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