【ミニバス】今の子どもには命令では動かない【具体的な説明が必要】
こんにちはさんぺいです。
子どものやる気が無い!
その原因が実は
「お父さん、お母さん」
ってことがあります。
さっそく結論から
伝えた方が悪いと
子どもは動かないのです。
命令ではなく
説明ってことです。
20年前、学校の掲示物は
「廊下を走るな!」でした。
今では
「廊下は静かに歩きましょう」に
変わりました。
その違いは
今の子どもを動かすのに
必要なのは
“命令ではなく
具体的な説明”にだからです。
あなたは子どもに
命令口調になっていませんか?
僕は以前はバリバリ
子どもに命令口調でした。
だから
伝わらないですよね。。。
- 命令ではダメな理由
- 子どもへの伝え方とは
■命令ではダメな理由
20年前、学校の掲示物は
「廊下を走るな!」でした。
小学校の廊下には、
こんな張り紙がしてありました。
廊下は走らない!
土足で入るな!
ボールで遊ぶな!
今も張ってある小学校が
あるかもしれません。
でも、これだと
子どもは走ります。
ぶっちゃけ
全力で走ります。
先生の姿が
見えたときだけ
走るのを止めます。
息子はそのタイプです。
僕もそうだったし・・・
子どもは
わかっているのです、
廊下は走っては
いけないのは知ってます。
なのに、なぜ走るのを
止めないのでしょうか。
大きく2つの理由があるのですよね。
- 注意の理由がわからない
- 理想がイメージできない
深堀りします。
1、注意の理由がわからない
子どもに、なぜ廊下を
走ってはいけないのか聞いてみると・・。
「規則だから」と答える子は、
なぜそんな規則になっているのか
わからなければ走りますよね。
人は納得のいかないことに
従うのは苦痛だからです。
でも、おそらく
「危ないから」という答えが
返ってくることが多いと思います。
そしたら次に
「なぜ、廊下を走ると危ないの?」と
- 人とぶつかってケガをするから
- 転んでケガをするから
などの答えが
返ってくるかもしれません。
でも、内心、心配しすぎだよ!
大人は心配性だよ・・・
僕は大丈夫
「でも、たいしたケガにはならないよね」
と思っていたら走ります。
2、理想がイメージできない
これまで当たり前にしていたことを
「しないようにする」というのは
実は大人でも難しいことです。
普段良く走っていたら
それって習慣化されてますよね。
早起き、筋トレ
禁煙やダイエットを
考えてみてください。
失敗したことのある人、
多いですよね?
なんとなく手持ちぶさたで
タバコを吸っていた人、
休みの前の日だから、
お酒、にんにく料理、暴飲暴食
なんとなく口寂しくて
お菓子を食べていた人は、
これまでそれらの行動をすることで
やり過ごしていた時間を
持て余すかもしれません。
「~しない」という
マイナス方向の努力は、
我慢のみを強いてしまうため、
継続が難しいのです。
するなよ!するなよ!って
したくなりますよね。
イヤミな上司から、あるいはイヤミな先輩から
「なんでこんなやり方しかできないの」
と怒られたり、
ため息をつかれたりした場面を
想像してみてください。
「じゃあ、どうしろっていうのよ!?」
という気持ちになりませんか。
意味わかんないですよね。。。
もしかしたら
「廊下を走らない!」と言われた子どもは
同じように感じているかもしれません。
■子どもへの伝え方とは
では、どうやって伝えるの?
伝わるのって思いますよね。
具体的な伝える!
イメージさせることなのです。
廊下を走って大怪我を
したなどのエピソードがあれば
「こんなに危ないんだよ」と
伝えるのもいいでしょう。
勢いがついたまま、
曲がり角でぶつかったら、
どんなことになりそう?
最悪の場面を想定させて
「そうなったら、どう思う?」
と聞いてみるのもいいでしょう。
そして
「僕はあなたが大きなケガを
するのもいやだし」
「人にケガをさせるのもいや。
だから気をつけてほしい」
などと、
こちらの気持ちも伝えましょう。
人に迷惑をかけない
人を傷つけてはいけない
「なぜダメなの?」と
改めて聞かれると、
ママ、パパでも
言葉に詰まってしまうような時
「ダメなものはダメ!」
と言いたくなりますよね。
それで子どもは動きません。
これで言うことを
聞いてくれたら大人は楽ですけど
そんなに甘くないのが現実
でも、それは、
理由を自分で
考えなさいということ。
考えても、
大人と同じ思いになれていなくて
繰り返してしまっているのですから、
一度一緒に考えてみましょう。
経験の量が、
子どもと大人で違いますから
時間もエネルギーも必要ですが、
子どもと一緒に理由を考えると、
子どもが日頃どんなことを
考えているのかを
知るチャンスにもなります。
親としての自分のスタンスも
はっきりしてきます。
ですから、廊下は走らず、
ゆっくり歩こうと、
具体的に望ましい行動を提示しましょう。
「右側を」「静かに」歩こう、
ここからここまでは、12秒で
歩けるかな? など、
適宜つけ加えてもいいですね。
- 人に迷惑をかけない
- 人を傷つけてはいけない
- ごはんは残さない
にしても同じことです。
↓
たとえば、
・時間を守ろうよ
・腹が立ったら10秒数える
・食べられない量だと思ったら、
食べ始める前に減らす
など、代わりの行動を
提示するといいでしょう。
「~しないかわりに、どうすればいいと思う?」
と話し合うと、なお良いですね。
人から押しつけられたルールに従うのは
葛藤が生じやすいですが、
自分で決めたルールだと
気持ちよく守ることができます。
望ましい行動を取れたとき、
自分自身がどんな気持ちになりそうかも、
子どもと話し合ってみましょう。
自分に自信が持てたり、
いい気分になれたりする
「予測」ができれば、
モチベーションにつながります。
とはいえ、ママ・パパも
いろいろ大変でなかなかその考えや
そこに時間は
使えないって方もいますよね
だから、
忙しいからこそ、大変に変えて
取り組んでほしいのです。
えええ?意味がわからないよ
忙しいを使わない!
大変を楽しむのです。
大変という言葉には”大きく変わる”という意味を持たせています。忙しいは「こころ」を「亡くす」と書く。これからは「忙しい」ではなくなるべく「大変」という言葉を使っていこう!そして大変さを感じるのは大きく変化できるチャンスだと考え、色々なことに挑戦していこう! pic.twitter.com/A7vQ8U0ySV
— ミニバス研究室さんぺい | 300%up (@mihitatake) August 6, 2021
大変という言葉には
”大きく変わる”
という意味を持たせています。
忙しいは「こころ」を「亡くす」と書きます。
これからは「忙しい」ではなくなるべく
「大変」という言葉を使っていこう!
そして、前向きに大変を
子どもと一緒に楽しみましょう。
ありがとうございました。
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自己肯定感を高める言葉20選
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