子どもがバスケを辞めたい!81%の事実とは
子どもがバスケを辞めたい!
本当に、
辞めるか、辞めないかの2択で、迷っている子ども
親としては、辞めて欲しくない気持ちもあり、
しかし無理して続けるのも、子どもにとって良くないので、
どうしたら良いのか?
悩まれている方が非常に多いのです。
さんぺい本人、そして子ども達も、何度かバスケ部を辞めたいって思ったことがあります。さんぺい本人は大学で部活を辞めました。娘は中学で部活を辞めました。なので、そう思っている子ども、そして保護者の気持ちが非常に良くわかります。
今も沢山いるのではないでしょうか?
「バスケ部を辞めたい」と悩んでいる人には、最後までぜひ読んでいただきたいです。
今回はどちらかの判断が、シンプルにすぐに出来る方法を紹介します。
説明の前に衝撃的な事実です。81%とは?
ミニバスの卒団アンケート
[保護者]Q、子どもの辞めたいがあった?
[子ども]
→ Yesが81%、Noが19%Q、ミニバスをやってて良かった?
→ Yesは100%みんな失敗があり、悩み、壁にぶち当たっていたのがわかります。
やってて良かったは、乗り越え成長したことがわかります😊 pic.twitter.com/RimYIujf0n
— さんぺい🏀ミニバス親歴15年(自称親プロ) (@mihitatake) September 6, 2020
■卒団した子どもに聞いたアンケートでは、
Q、ミニバスを辞めたいって思ったことがありますか? A、YESが81%でした。 100人中81%の子どもは”辞めたいって”思ったことがあります。そして、100人中81%が、辞めたいって思っていても辞めなかったのです。 |
■次の質問は、
Q、ミニバスをやってて良かった? A、YESは全員でした。100%です。 |
結論
今回はこの以下の3点を深堀りしてお伝えします。どこにも書いて無く、また今までの経験からご説明します。
①、バスケを辞めても良い
②、バスケを辞めた理由
③、バスケからの学び
1番避けるべきことは、後悔することです。
さっそく、辞めて良い理由、辞めた理由、学びについてお伝えします。
①、バスケを辞めても良い
辞めたいなら辞めればいいのです。本気で辞めたいと思っているのならば、無理して続ける必要はありません。
もう1度言います、バスケを辞めたいと思っているのであれば辞めてもいいのです。
バスケ以外にスポーツはたくさんあります。またスポーツ以外にも、自分の経験できること、成長できることはたくさんあります。自分のたった一つの人生なので、自分が好きなことに使うべきなのです。
保護者、指導者が、望む生き方になると
“自分以外の人の人生”を生きてしまうことになるのです。 |
バスケを続けても、将来的にプロになる可能性は確率的には超低いのです。
プロになる確率は、アメリカではバスケを高校生まで経験し、そこからプロになる確率は、0.03%、1万人中3人とのことです。日本ではミニバスのルールも違く、もっと厳しい確率になると言われています。日本人がNBAのプロになる確率的には50万分の1人とのことです。 |
プロになれても、バスケで食べていくことは簡単なことではありません。Bリーグで活躍していけるのはほんの一握りです。それに、プロになっても怪我や、また年齢30~40歳代で引退になることが多いのです。そこから、第二の人生を歩み始めることになります。
人生で見た場合、プロになれない、なっても厳しいので、現実的なことを考えたときに辞めるという選択肢は大いにありです。
ましては自分に合っていない、無理して継続するのなら、辞めるべきです。それよりも新たなことにチャレンジする方が、自分にとっても成長できるチャンスが高いのです。
②、バスケを辞めた理由
さんぺい本人、娘はバスケ部を辞めました。
さんぺい本人は、大学1年生です。部活がキツイってわけではありません。むしろ、楽で、弱かったのです。この学校では勝てない。バスケは好きだけど、今までとは違って本気で取り組む気持ちになれなかったのです。それよりも大学生活、遊びにハマってしまいました。今まであんなに本気で取り組んでいたけど、気持ちがなくなったら終わりだと思いました。 |
さんぺいの娘は、中学3年でバスケを辞めました。
理由は転校した学校にはバスケが無かったのです。娘もミニバス時代よりも、中学では熱が冷めていたみたいです。さんぺいと同じで、練習が楽で、弱くて、熱い気持ちになれなかったと言ってました。 |
自分の気持ちに正直になって、このまま続けていても、バスケを本気で取り組めない、
続けても・・・そんな気持ちになったので、辞めてしまったのです。
バスケは好きだけど、気持ちが入らないと、仲間やコーチに迷惑をかけることになる。なにより自分にも良くない。バスケが好きだから、今まで本気で取り組んだ自分を否定する。たくさん教えてくれた先輩、コーチにも申し訳ない。だからそのバスケ経験を大切するために部活を辞めました。バスケへの想いや、バスケする環境は大切です。バスケ愛を守るための決断でした。
辞めた後の人間関係は?
逃げたと思われるのかもしれない?
中学、高校、大学の場合にはまだ良いかもしれませんが、ミニバスになると、学校ではチームメイトだった人たちと毎日顔を合わせることになります。
親同士もいろいろと顔を合わすことにもなります。少ない部員ならば、辞めたら、その分の親の役割が増えるってこともあります。
気まずいと思います。辞めるという決断をしたら、気まずさを感じるのは当然です。覚悟は絶対に必要です。
でも、辞めたことを尊重してくれる子どもも多くいます。実は今まで通り変わらずに接してくれる子がほとんどです。親が思っている以上に、周りは気にしていません。自分のこと、我が子でいろいろ忙しいのです。
なので、辞めてもほとんど変わりません。ちょっとの勇気だけ辞めることができます。
ミニバスを辞めたところで、大したことはありません。むしろ、新しいスポーツや趣味に時間を割けるようになるため、子どものさらなる可能性を広げることができます。バスケは合わなかったことに気がつけるのも成長です。
辞めて良い理由は、バスケが好きでなくなった、バスケへの気持ちが無くなった場合のみです。この2つが当てはまる場合のみ、辞めるべきと言うことだけは、覚えて欲しいです。
上達しないから、スタメンになれないから、厳しく怒られたから、練習しても他よりも上手くなれないからなどの理由ならば、辞めることは絶対に間違っています。理由は、バスケを真剣に取り組めば、必ず現れる壁なのです。
低学年から始めたなど、バスケ歴には違いはありますが、今まで続けてきたということは、バスケの良さ、楽しさを知っていると思います。
自分の中で大切な存在になっているでしょう?
これまでのバスケに対する想いが負けてしまうくらい、「辞めたい」という気持ちの方が強いのでしょうか?
そこを子どもと真剣に話し合ってください。ミニバスは約80%が辞めたいって思ったことがあります。そしてそれを乗り越えて、卒団した時には、100%がミニバスやってて良かったと心から思えるのです。壁を乗り越えて、成長したからこそ気づけることなのです。
③、バスケからの学び
バスケでの学びが、今後も活かされています。中学、高校、大学、社会人・・・・・現在43歳のサラリーマンですが、会社経営、仕事上の問題など、バスケの経験が社会人でも使えることが多いのです。バスケが与えてくれることはたくさんあります。
さんぺいは、バスケは自分自身を励ましてくれて、心を豊かにしてくれると思っています。
さんぺいの体験談をお話します。
ミニバスから大学1年生の約12年の現役生活でした。そのうち、高校の時に東京の大会で準優勝しました。強豪校が多い中、何度も奇跡を起こして勝ち続けることができました。バスケがもともと弱い高校だったので、勝つごとに注目を浴びて、応援が増えていきました。
みんなが真剣で、辞めたいって思うことは無かったです。その時は、朝から夜まで練習、一年中バスケ中心の生活でした。走って飛んで、シュートを打って、止まっている時間が無いってほど動いていました。
努力が努力ではなく、楽しくて本当に周りが見えないほど、夢中でバスケをしていました。
最後の大会では、優勝は逃したけど、チカラを出し切り大満足でした。MVPにも選ばれました。嬉しくて、顧問の先生とチームメイトで、新宿で飲んだのを覚えています。未成年!?
バスケは自分自身が熱中できるものだった。仲間を心から信用して、声を掛け合ったりしました。勝つためについて、どうすべきか、真剣にぶつかりあったりもしました。
バスケが与えてくれたことは、ハッキリ目に見えるものもあれば、見えないものもあります。負けて、悔しくて、そのミスを許せなかったこともありました。また時に、感情をコントロールできなくて、強い言葉や態度で、仲間や親に当たることもありました。バイクを乗り回したり、物を壊したり、暴れたことも・・・でもそれもいつしか、自分の中で大きな経験として残っていくんです。
現在、さんぺいの息子は中1です。ミニバスでの経験が本当に深くて良かったと言っています。あの経験があれば怖いものがないとまで言ってます。去年(小6)は何度も何度も泣いていました。ディフェンスが思うように出来なくて、ベストメンバーに落とされ、試合にもなかなか出れなくて・・・・・悔しい思いを沢山していました。気合いを入れて練習に言っても、やっぱり出来なくて怒られて帰ってきます。
夕飯は、お茶碗が涙で、ビショビショになっていました。
それでも、最後は乗り越えて、イメージ通りできたと満足しています。
綺麗事に聞こえるかもしれませんが、
苦しい時期を一緒に乗り越えてきた仲間、
一緒に協力し、支えてくれた母親、
喜怒哀楽を共に共有してきた家族
その大切さを身にしみていると思います。
テレビゲームなど普通に過ごしているだけではわからない”貴重な体験”が出来て、一生自分の心に残っていくのです。この経験こそが、この先の人生に於いて、過去の自分が、今の自分のチカラになってくれるのです。
まとめ
ミニバスケを辞めたいなら辞めるべきです。
ただし辞める理由が、
バスケを嫌いになった バスケへの気持ちが無くなった場合のみです。 |
しかし、バスケの壁にぶちあたった時に、
それを乗り越えるではなく、逃げる、向き合わずに辞めるという選択をするのはNGです。
絶対に後悔します。バスケが嫌いになってしまいます。
ミニバスは約80%が辞めたいって思うのですが、しかし最後卒業するときは
全員100%がミニバスをやってて良かったと感じています。
乗り越えて、成長し、貴重な体験を手に入れているのです。
辞めたいって思う子のほとんどが、ベストメンバーやエースだったりします。
ベストメンバーになれない、試合に出ていない
失敗、苦戦があるからこそ、成長できるのです。その苦しさが大きいほど、成果も大きいのです。
ミニバス時代に、すべて結果がでるとは限りません。最後まで試合に出れないってこともあります。
試合に出られなくても、成長・経験できることはたくさんあるのです。
テレビゲームなど普通に過ごしているだけではわからない貴重な体験が出来て、一生自分の心に残っていくのです。この経験こそが、この先の人生に於いて、過去の自分が、今の自分のチカラになってくれるのです。
子どもがミニバスを辞めたいという場合は、もう1度だけでいいので
子どもと、親で真剣に話し合って、
バスケへの愛、バスケに対する気持ちと向き合ってみてください。
家族で話し合った結果が、やっぱりバスケをやる!ってことを心から願っています。
そして、やっまりバスケをやって良かったと思えれば最高に嬉しいです。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
こころより感謝いたします。
↑
少しでも参考になった、良かったと思いましたら「こちらのブログランキング」に押して頂けると嬉しいです。バスケ「イイね」ランキングが上がれば、さんぺいのモチベーションも上がります。よろしくお願いします。
【公式】アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)バスケ用スポーツマスク 夏用冷感マスク 洗える
特典パート
バスケ愛を確かめる方法です。
この方法を確かめた結果、実はやっぱりバスケが好きだったことに気づいた。また嫌いだったから、やめようと思ったけど、気持ちが変わってバスケをもう1度頑張りたくなった。そんな効果が期待できます。
それは、この2つを用意しましょう。
①、部屋用のバスケットボールを買うことです。(1号ボール) | |
②、部屋にミニバスケットゴールを設置することです。 |
もしミニバスを辞めても、これで気持ちの整理がつきます。そして良い思い出にもなります。またバスケがしたくなることもあります。
部屋ボールは、出来る限り、本来のイメージに近い物を購入する方が良いです。小さくても感触やドリブル、シュートタッチが似ているからです。安い100均ボールだと、跳ね方も悪く、すぐに空気が抜けてします。それよりも本来のイメージに近ければ、体育館での雰囲気や、あのときの大切な思い出、経験にもつながっていきます。それよりも、今度こんなプレイをしたいなので、明るい前向きな気持ちにもなれるのです。
モルテン バスケットボール 1号 Bリーグミニボール B1B200-KW
スポルディング スラムジャムバックボード ミニバスケットゴール
この2つで5000~6000円になります。このボールと、ミニゴールで、子どもの自立や、心の成長ができるのです。ボールは友達ではないですが、それに近い感じで、ボールにふれることにより、自分と向き合い、深く考えることができます。この値段でこの体験と効果は、コスパは非常に良くておすすめです。
気持ちも心も前向きで、明るくなれるのも特徴です。暗い気持ちなっている、悩んでいる時こそ、ボールに触れてシュートをしましょう。気持ちも晴れて、落ち着きます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
↑
少しでも参考になった、良かったと思いましたら「こちらのブログランキング」に押して頂けると嬉しいです。バスケ「イイね」ランキングが上がれば、さんぺいのモチベーションも上がります。よろしくお願いします。
コメント